医療保険金と補償内容

自動車保険のなかでも、搭乗者傷害保険を適用して保険金が支払われた事故については、ノンフリート等級の認定上はノーカウント事故として取り扱われ、翌年以降の等級が下がるなどの不利益をこうむらずに済みます。
この搭乗者傷害保険で支払われる保険金の種類のひとつとして、医療保険金と呼ばれるものがあります。これは、契約中の車に乗っている最中に起きた事故によって、車の搭乗者がケガをした場合について、治療のために必要となる医療費の補てんをするための保険金のことです。
搭乗者傷害保険による補償内容が他の自動車保険に比べて特殊なのは、定額払いが基本となっているところです。搭乗者傷害保険の場合、多くの損害保険会社では、ケガをした部位と症状の組み合わせにより、あらかじめ定められた表にしたがって保険金を支払うこととしており、これがスピーディーに保険金が支払われる理由にもなっています。
この部位と症状の組み合わせですが、例えば頭部、顔面、頸部、上肢、下肢などの部位と、骨折・脱臼、打撲、内出血、切断などの症状がそれぞれ表の縦横の項目として記載され、その交点に保険金の金額が書かれているというのが一般的です。
他の自動車保険では、過失割合に応じて保険金が減額されてしまうことがありますが、この搭乗者傷害保険であれば、過失割合にかかわらず、表に定める金額がそのまま支払われます。

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